ぽーさん美容外科で働く「ぽーさん」です。
「TCBのコースを途中でやめたい」「解約したらいくら返ってくるの?」という相談はとても多いです。
この記事では、どの契約なら解約・返金できるのか、窓口に何を伝えればいいのか、返金額の計算のしかたを、法律と公式の窓口案内だけをもとにまとめました😊
この記事の結論
- 脱毛や肌治療などのコース(期間1か月超・5万円超)は、法律(特定商取引法)で中途解約できます。契約書面を受け取って8日以内ならクーリング・オフで全額返金です。
- 9日目以降の中途解約で取られる手数料には上限があります。施術前なら2万円まで。施術後なら受けた施術分+「5万円」か「残額の20%」の低いほうまでです。
- 二重・クマ取りなど1回きりの手術は、このルールの対象外です。クリニックのキャンセル規定で決まります。
- 窓口はTCBのカスタマーサポート(電話・9時〜23時・土日祝も対応)か、契約した院です。電話の前に契約書面を手元に用意しましょう。

TCBは途中で解約できる?まず「自分の契約の種類」を確認
解約できるかどうか、いくら返ってくるかはクリニックごとの気持ちではなく、契約の種類で決まります。2017年12月1日から、美容医療の一部のコース契約は特定商取引法の「特定継続的役務提供」になりました。それ以降は、エステと同じようにクーリング・オフや中途解約が法律で認められています。
| あなたの契約 | 使えるルール | お金の扱い |
|---|---|---|
| 脱毛・肌治療(シミ・しわ・たるみ等)・脂肪を減らす治療などのコースで、期間1か月超・総額5万円超 | クーリング・オフ/中途解約(特定商取引法) | 8日以内なら全額返金。以降は手数料の上限あり |
| 二重埋没・クマ取り・鼻など1回きりの手術 | クリニックのキャンセル規定・一般の契約ルール | 施術前のキャンセル料は規定次第。施術後は「修正・再施術」の相談が基本 |
| 5万円以下・1か月以内のコース | クリニックの規定 | 契約書面の解約条項を確認 |
なお、毎回その場で払う「都度払い」でも、「必ず○回必要です」と説明されて実質コースになっていれば、対象になると解説している医療機関もあります。迷ったら、契約書面の名前(「役務提供契約」「コース契約」など)と期間・金額を見てください。
契約から8日以内なら「クーリング・オフ」で全額返金
- 期限:法律で決められた書面(契約書面)を受け取った日を1日目として8日以内
- 方法:書面(はがき等)か電磁的記録(メール等)で通知。電話だけだと記録が残らないので、必ず形に残る方法で送ります
- 理由:いりません。施術を受けていても対象です
- 例外:一緒に買った化粧品・サプリなどの関連商品を使ってしまった分は対象外になることがあります
事実と違う説明をされたり、強く引き止められたりして8日を過ぎてしまった場合は、期間が過ぎてもクーリング・オフできるとされています。こういうときは一人で交渉せずに、消費者ホットライン「188」に相談してください。
9日目以降の中途解約|手数料の上限と返金の計算
8日を過ぎても、コースはいつでも中途解約できます。クリニックが請求できるお金には、法律で上限が決まっています。
| タイミング | 請求される上限 |
|---|---|
| 施術を1回も受けていない | 2万円 |
| 施術を受けた後 | 受けた施術の対価+「5万円」と「契約残額の20%」のうち低いほう |

上の例では、30万円の5回コースを2回受けて解約すると、残額18万円の20%(3.6万円)が5万円より低いので、手数料の上限は3.6万円です。最低でも14.4万円は返ってくる計算になります。
ポイントは「受けた施術分」をいくらで計算するかです。計算方法は契約ごとに書面に書かれているので、契約書面の「解約時の精算方法」の欄を必ず確認してください。
TCBの解約方法|窓口と電話の前に準備するもの
TCB公式サイトの「術後のご相談・お問い合わせ」ページでは、解約(コースの中途解約)・減額・分割払い・クーリング・オフの相談窓口としてTCBカスタマーサポートが案内されています(受付 9:00〜23:00、土日祝も対応、年末年始を除く)。予約のキャンセルやコース消化の相談は、契約した院の直通電話が案内されています。
手順はこの5ステップ
- 契約書面・概要書面を出す:契約日、コース名、総額、回数、解約時の精算方法、ローンの有無を確認
- 受けた回数を数える:予約履歴やアプリで「何回消化したか」を確認
- カスタマーサポートか契約院に連絡:「中途解約したい」とはっきり伝える
- 精算額を書面かメールでもらう:口頭の金額だけで終わらせない
- 返金日と方法を確認:振込かカード取消か、いつ頃になるか
窓口で聞くことリスト(スクショ推奨)
- 「この契約は特定継続的役務提供ですか?」
- 「消化済みの施術は1回いくらで計算しますか?」
- 「解約手数料はいくらですか?法律の上限内ですか?」
- 「一緒に買った薬・化粧品の扱いはどうなりますか?」
- 「医療ローンを組んでいます。ローン会社側の手続きはどうなりますか?」
- 「返金はいつ・どの方法で入りますか?精算書をメールでもらえますか?」
解約の理由を細かく説明する必要はありません。引き止めや別プランの提案があっても、やめると決めているなら「解約の手続きをお願いします」とくり返せば大丈夫です。
医療ローンで払っている場合の注意点
- クリニックとの契約を解約しても、ローン契約は別の会社との契約です。ローン会社への連絡や手続きが必要かどうかを、必ず両方に確認しましょう。
- 解約手続き中でも、ローンの引き落としが止まるまでに時間がかかることがあります。引き落とし日と手続きの完了日を確認してください。
- クーリング・オフや中途解約の内容は、契約時にもらうローンの契約書面にも書かれています。
二重・クマ取りなど1回きりの手術を「失敗したから返金」は通る?
1回きりの手術は特定継続的役務提供の対象外なので、クーリング・オフや上で説明した上限ルールは使えません。施術前ならクリニックのキャンセル規定(日数によってキャンセル料が変わる等)で決まります。
施術後に「思った仕上がりと違う」と感じたときは、いきなり返金を求めるより、まず担当医の診察を受けて「修正・再施術・保証が使えるか」を確認するほうが解決しやすいです。保証制度の有無や期間はクリニック・施術ごとに違うので、契約時の書面で確認しましょう。
| 困りごと | 相談先 |
|---|---|
| 仕上がり・腫れ・痛みなど体のこと | まず施術した院(術後の相談窓口)→ 必要なら他院のセカンドオピニオン |
| 解約・返金・手数料などお金のこと | 消費者ホットライン「188」(最寄りの消費生活センター) |
| 損害賠償など法的な請求 | 弁護士(法テラスなど) |
よくある質問
Q. TCBのクーリング・オフは電話だけでいい?
法律上は書面かメール等の電磁的記録での通知が必要です。電話で伝える場合でも、あわせてはがき(簡易書留など記録が残る方法)かメールでも送ると安心です。
Q. 解約手数料は5万円取られる?
5万円は上限で、しかも「契約残額の20%」のほうが低ければそちらが上限です。施術前なら2万円が上限です。上限を超える請求をされたら188に相談してください。
Q. 返金はいつ頃?
法律で日数は決まっていません。支払い方法(現金・カード・ローン)で流れが変わるので、解約の連絡をした時に「いつ・どの方法で」を確認して、メールで残してもらうのが確実です。
Q. 埋没が取れた・クマ取りが気に入らない。返金してもらえる?
1回きりの手術は解約ルールの対象外なので、返金できるかはクリニックの保証や話し合いしだいです。まずは施術した院で診察を受け、保証で再施術できるかを確認しましょう。
ぽーさん解約は気まずいと感じる人が多いですが、法律で認められた正当な手続きです。契約書面を手元に、聞くことリストを見ながら落ち着いて連絡してくださいね😊
術前・術後の困りごとはX(@biyouiryou100)でも発信しています。
出典
※2026年10月28日時点の情報です。個別の契約内容は必ず契約書面と公式窓口でご確認ください。本記事は法的助言ではありません。


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